山口さん(30size)のライブ(長文だよん)
2007年 07月 14日
吉祥寺に行ってきました。
開演15分ほどまえに、会場の前に到着したのですが
たっくさんの人がまだ会場に入れなくて長蛇の列ができていました。
「さすが、山口さん・・・」と思いながら会場入り。
もちろんの立ち見、しかもナイスポジションを確保して
その時間がくるのを、今かいまかと静かにわくわくしながら、待っていました。
いつもの天然パーマの(あれ?けっこう髪伸びたね)山口さんが、メンバーの後に登場。
まだ暗いステージの前の方まできて、かるく会釈をしてくれたときから、いつもの山口さんの空気がふぉわっと流れ出てきました。
山口さんと、エレキギターのアキヒコさん、ピアノの大友さん、パーカスのひとさん。
この4人の仲良し波動がさらに、会場を幸せで楽しくさせてくれました。
ふと、山口さんとの出会いそして10ヶ月ぶりの再会。。。を思い出していました。
去年の6月に下北沢のライブハウスで対バンしたときが、最初の出会いでした。
そのときは、ギター一本というスタイルだった山口さんでしたが、
ステージの空気が、ホント印象的だったんですよ!
色んな対バンの人、とくに弾き語りの人とご一緒してきましたが
あのね。
これがまた、今まであまり感じたことのない空気だったんですよ。
なんかモサーっとしてるんですよ。
なのに
山口さんが唄って、弾いて、動く、止まって。
そのステージの上では、あたりまえなことでも、
山口さんが唄って、弾いて、動いて、止まって。
するとその周りの空気がその度に、なびいてくるのが
目で見えてしまいそうなくらい
そこいる存在が
な~んか上手く言えないけれど
とにかくね~
「いい!!」
んですよっ。
「ヤバイ、この人・・・」
でも、その日はあいさつと少しのギターの話で終わってしまいました。
サクランボを食べる青年の絵のフライヤーだけを持ち帰ってきました。
ブログのアドレスもそこに書いてあるのに何故か、なぜだかアクセスしなかったんです。
パソコンも当時持っていなかったのもあるのですが、今思えば、その時はまだ「その時」
ではなかったんだろんなと思います。
でもずっとあのときの印象が再会の日までどこかに残っていて、表面的に気になっていなくても
どこか宇宙で気になっていました(わかるかな?)
それから10ヶ月たったある日。
私がブログを始めたのを、見つけ出してくれたんです!
それが再会です。
彼もこの10ヶ月間、色々と私のCDを買って聴いたりしてくれたみたいで・・・
素晴らしい仲間と出会えたことをしみじみ、感じていたら
山口さん「去年の6月に下北沢のライブハウスで対バンした・・・」
と話し始めました。
おおお?
と思っていたら
「その人のカバーやります!」
と唄いだしたんです。
突然な、なんと、私の唄を~!!
・・・もう・・・心臓に良くないよ(汗)ヤマグチサーン
ほんんと、ビックリしたんだから・・・
ハァ~
でも!すんごくカッコイイ
こういう唄だったっけ?って思っちゃうほどさ!
「アーティフィシャル・リアリティ」という唄を
唄ってくれました。
人が私の唄を唄ってくれるなんて機会は、なっかなか無いです!
とっても とっても
サイコー!
でした。
昨夜のワンマンライブは1部・2部と分かれていてその間の大友さんマジックショーも楽しませてくれて、素敵な時間でした★
私の知らない、山口さんの唄。
もう一度、いや、もっとたくさん聴きたいなと思う唄が、
何曲もありました。いい唄ばかりでしたホント。
・・・隠し録りしとけばよかったよー(いや、うそうそ)
相変わらずの山口さんの作りだす空気は才能でした。
言葉も、感情で伝わってきました。
もっともっとライブが観たいと思う、アーティストの一人です。
私は新しい唄が、とっても作りたくなりました。
私には、そういう活力が。
きっと
となりの人には。
一番前で見ている人には。
後ろで人の肩の間から背伸びしながら見てる人には。
遠いとこからきた人には。
ドリンクカウンターの人には。
その人、それぞれの活力が生まれている。
なんて素晴らしいこと!!
ますます新しい唄が、作って唄いたくなりました。